どうも皆さんこんばんは!ダンです。
先日、5年間働いた上での個人的に感じた『話し方』についてをまとめたシリーズが(一旦?)完結しました。
なんとなくの達成感と、「あれ?まだなんか言いたいことがある気がする。」というモヤモヤを抱えていたので、延長戦という事で(笑)
延長戦を1回で終わらせれるのか、はたまた延長戦の方が無くなるのかは今後のお楽しみ、という事にしておいてください。
その『話し方』シリーズの中で『あいづち』について書いたことがありました。
そのあいづちに『さしすせそ』を活用するといいよね、というのも(少し順番あべこべになりましたが)記事にしました。
あいづちって大事だよね、というのを回を分けて話すほど重要視していることが分かって頂ければ幸いです。
先日の記事にも書きましたが、あいづちは若いパーソナリティの子たちからされる『よくある質問』の一つです。
その一方で、なかなか聞かれないけど、この5年間で「ここを直すといいのになぁ。」と思う事の1位はコレです。
じゃあなぜシリーズに書かなかったのかと言われると、完結した後に思い出したからです。遅いっちゅうねん(笑)
というわけで話をしてみようと思います。
外と内
いきなり話が逸れますが、僕は放送や対人との会話の時と、それ以外の時でスイッチが切り替えています。
それは、公私を分ける意味もある一方で、自分の性格なども大きく反映されていると思います。
この話を他の人にしたらイマイチ同意を得られませんでした。これは人それぞれだと思います。
この単元では、皆さんにもスイッチONとOFFを持ってほしい、という事ではありません。もう一度言います、これは人それぞれです。
もう少し逸れた話にお付き合いください。
僕はスイッチがONの時を『外モード』、スイッチがOFFの時を『内モード』と呼んでいます。
外モードの時は、良い意味で、"外面が良い"ようにしています。
内モードの時の僕に出会ったら、「全然しゃべらないね」って言われるぐらいしゃべりません。目が死んでいると言われたこともあります。
ポジティブな言葉の意味
外モード時だな、と思うポイントの一つに『ポジティブな言葉を吐く』事があります。
ポジティブな言葉はメリットばかりです。
1.自分を勘違いさせることが出来る
ポジティブな言葉を自分の口から吐くのは、自分をポジティブシンキングだと勘違いさせるという意味合いがあります。
元からポジティブな人は、多分勘違いではなく、ポジティブな言葉が自然と口から出てくるんだと思います。
ポジティブな言葉というのは、100%のポジティブワードだけ吐け、というわけではありません。
ちょっとしたことで良いんです。
- 大丈夫
- すごい
- えらい
- 頑張ってる
などなどの言葉で良いんです。
日本人は特に、自虐することが多いです。謙遜と自虐が入り交じり、自分を卑下することで相手を尊敬するときがあります。
そんなことする必要はないと思っています。
自分は自分。他人は他人。自分もすごいし、相手もすごい。それでいいんじゃないかなぁと思っています。
先日、中川翔子さんに関するニュースを読んで、まさにその通りだと思いました。
中川翔子さんはこの中で、自虐がラクだとおっしゃっていました。
僕はずっと言いたかった心のモヤがこのニュースを見て少し晴れた気がしました。
そう、自虐というのはラクな道に行く近道だったのです。
2.ポジティブな言葉を言われて嫌な気持ちになる人はいない
褒められて嫌な気分になる人いないと思います。
前述の続きですが、日本語は特に自分を自虐してまで相手を褒めようとします。
それだけ相手を持ち上げようとする精神が大事なわけです。
だからこそ、自分も褒めるし、相手も褒める。それですべてが丸く収まる。
これが幸せな道の近道だと僕は思います。
そうではなくて、自分も相手もポジティブな気持ちになれるのがベストではないでしょうか。
ポジティブワードを探そう!
もちろん人間なので、365日24時間ポジティブでいることは難しいと思います。
自分で言うのもなんですが、僕はそのポジティブでいられない時間をスイッチOFFにしよう、内モードの時間にしようと決めています。
その代わり外モードの時は、なるべくたくさんのポジティブワードを吐いて気持ちを上向きにしようと思っています。
あと外モードの時はなるべく自虐ネタを言わないようにしています。
ポジティブワードと言ってもたくさんあります。
先ほど言ったように、シンプルな『すごい』『えらい』『大丈夫』など。
でもそれを繰り返し言うと、徐々にポジティブ耐性ができてきます。
だからこそ、ポジティブワードは色んなワードを駆使することが大切です。
例えば"すごい"のは何がすごいのか。
- 嬉しい気持ちにさせて"すごい"
- 楽しい気持ちにさせて"すごい"
- この人面白いから"すごい"
小学生でもできそうな感想ですが、その"すごい"に少しくっつけるだけで、ちょっとカッコよく聞こえてしまうんですよね。
これが話し方にも応用できて、ただ「すごい」って言うだけじゃなくて、何がすごいのかを証明することが出来ます。
難しいことを言っているようで、話というのは分解すると難しいことなど一つも言っていません。
さらにの応用で、すごいというのを別の言葉に置き換えれば、バリエーションは増えます。
例えば、
- 目覚ましい
- あっぱれ
- すさまじい
- 卓越した
- 感銘を受けた
などと言った言葉ですかね。パッと思い浮かんだのがこんな感じですが…。
まとめ
正直5年前、パーソナリティを始めた時はこんなポジティブに関する言葉のことは微塵も思いませんでした。
放送でも毒を吐くことが楽しい放送だと思っていた時期もあります。
ですが、それは間違いでした。
時代はSNSが発達し、コロナ禍になり対面で人と会う機会が減りました。
だからこそ、ネガティブなワードというのは、前時代よりもスムーズに届く社会に変貌したと思います。
ネガティブなワードは剛速球のように届くのに、ポジティブなワードは全然届かない。
なんならポジティブワードとネガティブワードを同じ分量言っているはずなのに、ネガティブワードだけが先行して届く。
受け取った相手はネガティブな気持ちを共有することになり、心の扉を閉めてしまう。
ポジティブを100言ったのに、1のネガティブが届く時だってあります。
常日頃からポジティブであれ、というわけではありません。
そんなこと僕はできません。できない僕が言うのは絶対に間違っています。
だからこそ、ここぞという時や人と話すときなんかは、ちょっとポジティブな言葉を探してみると話し方も変わるのかもしれません。
気が付けば延長戦なのに、2700字以上書いていました(笑)
よく頑張ったな自分。(ポジティブな締め)
おわりっ!