どうも皆さんこんばんは!ダンです。
先日のコロナ感染記録、後編です。前半(感染~ピーク)は前記事を読んでください。
今回も冒頭で書きます。
※個人的な体験記なので、人それぞれだと思って読んでください。
ホテル療養が決まったんだけど…
40℃近い熱が出ている中、ホテル療養が決まり、荷造りを始める。
実家暮らしなので両親に荷造りを頼めばいいかと思っていたものの、陽性になった人間とはやはり家庭内別居的状態なので、自分で荷造り。
尚、我が家は狭いので実質無理ゲーでした。というか基本無理では?
ホテル療養希望者が多いらしいけど、僕の場合、
- 家庭内に基礎疾患持ちの人がいる。
- 家にエアコンが1台しかなく、その部屋に両親がいる。(←ココ大事)
という理由を言っておきました。優先度があったりとかは知らない。けど、このくそアツい夏にエアコンが無い部屋で40℃はシンプルにサウナ。
40℃がピークだったようで、そこからすごい緩やかにだけどピークが過ぎていくのが自分の体感で分かる。なお、緩やかに過ぎるのは数日後の模様。
そんな中、ホテル療養に向かうお迎えが来る。
自分で行くのではなく、わざわざ専用車両が家まで迎えに来てくれる。神か。税金でした。感謝。
事前の電話で「もしかしたら乗り合わせになるかもしれませんが…」と言っていたけど、そんな事は無く完全に個人用の配車でした。感謝 Part.2。
ただ、車内ですからね。密室空間なわけですよ。
運転席と後部座席には仕切りがあるわけだけど、やっぱり完全には仕切られていないわけでして。
ワイ「ゴホン…(咳)」
運転手さん無言で窓開ける。
ワイ「すみません…。」
運転手さん「あ、気にしないでください。」
ワイ、気にする。
一番気まずい20分でした。熱あるけど、熱の疲れよりも気疲れするっていうね(笑)
ホテルに着いて気づく衝撃
ホテルに到着し、諸々の手続きを済ませようやく一安心。
部屋に一度入ったら出れないので、
完全に自分の世界が構築だやったー!
だと思っていました。思っていたんですけどね、最初の2、3日だけだったんや…。
後ほど詳細を書きますが、基本的に『孤独』と戦う日々。
入室後、15分ぐらいして電話で口頭問診。
昼間は薬の影響もあってそれなりに元気だったので、しっかり口頭問診できました。偉い。
で、荷造りしたバッグを開く。
………
……
…
パンツ(とインナーシャツ) is どこ。
探す。探す。バッグ4つぐらい持って行ったんだけど、どこにも入っていない。
パンツ忘れた\(^o^)/
ちなみに、部屋に洗濯機が無いので、着替えストックを忘れると致命的です。
マジでパンツ忘れるとか致命傷!!!これからホテル療養する人、パンツは忘れないようにしような!←
ちなみに、液体洗剤は持って行ったので、8日間のホテル療養生活で、ノーパン生活&パンツ手洗いの生活をリピートしまくってました。
こんな感じでパンツを洗って、それを室内干しする2日に1回。
いらすとやはこんな的確なイメージ図まであるのかよ。いらすとやすげぇ!
ピークは過ぎたけど別に治ったわけじゃない件
ピークっていうのは、一番症状しんどい時なわけで、そのピークは過ぎ去ったからもう元気!っていうわけでもなく。
ホテル入所した際は、薬で少し落ち着いていたけど、薬が切れると38.5前後まで上がるっていう。3日目なのにまだ38℃台が出るんか…。
その後、平熱(僕の場合36℃台後半)になるまで、5・6日かかりました。(薬の効果でどれだけ抑えていたのかがよく分からないので、曖昧な感じ。)
お熱がある時ってさ、
- 集中力が続かない。 → 本を読んだりしようとするも、全然頭に入ってこない。
- 電気に目がチカチカする。 → ゲームは集中力の欠如も相まって全然無理。プラステレビもずっと見てられない。
- 喉めちゃくちゃ痛い。 → 喋るのしんどい。(喋らなくてもしんどい。)
- 動くのしんどい。 → ベッドに横になるけど、頭痛で寝れない。
- 感情の崩壊。 → 喜怒哀楽がおかしくなって、他人から電話があるだけで泣ける。
っていう、スーパー虚無タイム。
ほら、一人じゃん?しかも誰も入ってこないわけだから、完全に部屋は自分の王国だと思ってたわけですよ。
もうね、そういうことを考える余裕すらなく、ひたすらベッドに横になっていました。
ホテル2日目
深夜から喉が焼けるような痛み。その痛みで何度か起床。
薬が切れたみたいで、深夜にかけて熱が再び上がり、38℃台をウロウロする夜中。
シンプルに「しんどい。」というワードが適任。
食後の薬しか出ていなかったので、深夜は熱と対峙し、朝ごはんを食べて薬服用。
薬を飲むとようやく落ち着くわけですよ。現代医療ホント最TSUYO。
ホテルに入って2日目にして、ようやく会社に電話連絡。
状況を説明して、療養解除予定日などの共有。ただ、まだ薬を飲まないと落ち着かない自分が、療養解除とか言っていいのか?というスーパーネガティブモード突入。
すごい個人的な感想なんだけど、一度会社に連絡をすると、仕事の電話が連発される。
ナニコレ、一旦栓を抜くと大変なことになる的なアレ?
さすがに薬服用4日(家で2日、ホテルで2日)になると、「あ、ワイ薬切れたわ。」みたいな状態が分かってくる。人間の身体ってすげぇな←
ホテル3日目
昨日に続き、
- 喉の痛み
- 咳
- 頭痛
のトリプルパンチが襲ってくる。熱は微熱だから、40℃出したワイ高みの見物。
それでも37℃台だから、多分普段ならチーンってなってると思うけど←
これは別記事で書こうと思うんだけど、とにかく電気に対して目がチカチカするので、ゲームをやろうにも長続きせず。
完全に碇シンジ君の「知らない天井だ…。」状態で、ベッドに横たわっていました。
知らなくないんだよ?さすがに3日もいるんだけど、天井のシミとか気にしだすやつ。
喉の痛みってどのぐらい痛いの?って?ご飯が食べないぐらい痛いんだよ^^
咳ってどのぐらい出るの?動きたくなくなるぐらい体力を奪われるぐらい出るよ^^
前日に続き、一日の総括は「しんどい。」というワードで済ませれる。
ホテル4日目以降
熱がようやく平熱ぐらいに戻ってきて、一旦落ち着いてきた。
尚、熱だけ落ち着くだけであって、前日から続く『咳』『喉の痛み』『頭痛』は続く。
ホテルでは、朝昼夕晩の1日4回、専用サイトに体温と酸素濃度を入力して、夜に看護師さんから電話があるルーティンなんだけど、夜の看護師さんの電話にようやく落ち着いて回答が出来る。
4日目以降雑に書くのは『身体はそれなりに元気なのにやる事が無い』っていう一言で済まされるからです。
だからと言って、目がチカチカするのはなかなか治らないし、身体は咳で体力を持って行かれるので、運動なんかもできるわけないし。
マジで虚無虚無アンド虚無。
むしろ虚無過ぎて、仕事の連絡があると逆にちょっと嬉しいと思ってしまうぐらい。
外界と遮断されていないんだ!という幸せを感じるのがまさか仕事の連絡とは…。
食べ物が揚げ物祭な件
今回のホテル療養で(パンツ忘れたこと以外に)一番印象的だったのは、食事。
基本的に、揚げ物が出ます。マジで揚げ物です。
ホテル療養のキーワードは『虚無と揚げ物』
って言ってもいいぐらいマジで虚無が襲ってくるのと同じぐらい揚げ物見た。
もちろん揚げ物も種類はいっぱいだからね!
- コロッケ
- ヒレカツ
- 唐揚げ
- アジフライ
- フィッシュフライ
ワイ、熱がある中で揚げ物を食べる恐怖を知る。
写真はその中からの一例です。
看護師さんが「食べれるだけでいいですからねー。」って言ってくれるんだけど、どうも貧乏性な性分で、何とか食べようとする。しんどい。
これからホテル療養する方は、無理して食べなくてええんやで。
ホテル療養は一長一短
僕の場合は、ピークを家で迎え、2日間自宅療養していたので、結果的に同居している両親も感染。
ホテルに入れるなら早いに越した事は無いけど、そればっかりはさすがに順番があるから、そこは仕方がない。
ただ、ホテル生活は「何かあったら看護師さんに言えばいいや。」という安心感もあるので、その辺りはメリットデカい。
一家で入るというのは無理なのでその辺りはご注意を。(ワイの場合は、両親は自宅療養。ワイはホテル療養でした。)
そんなわけで、今となっては無事に治った(後遺症あるけど)ので、こうやってネタに出来ているけど、しんどい人はしんどいと思います。
無理はしないでクレメンス。
次回!『コロナしんどい!(直球)』デュエルスタンバイ!