みゅひゃぁ

100点という完璧を目指す『甲』の人生よりも、60点~80点の心身ともに少しゆとりのある『乙』の人生を目指したい。

孤狼の血 LEVEL2 あらすじとネタバレ含めた感想

どうも皆さんこんばんは!ダンです。

 

1週間に2回映画を観に行ってきました。これは『趣味:映画』と言ってもいい頻度。

前回は、ワイルド・スピードの最新作を観に行ったわけですが。

 

dan-ysd.hatenablog.com

 

今作は、邦画孤狼の血 LEVEL2』を観てきた。

 

映画チラシ『孤狼の血 LEVEL2』5枚セット+おまけ最新映画チラシ3枚 

 

まーーーすごい映画見せられた!!!

 

 

あらすじ

前作『孤狼の血』から説明する必要があるのだけども、大上(役所広司)と相棒を組んだ日岡(松坂桃李)。その3年後の話。

日岡は、呉原東署(架空の都市)の刑事として、暴力団を後ろで取り仕切るほどの人材。

当時服役していた、上林(鈴木亮平)が刑務所から出所したところから、徐々にその日岡のシナリオに歪が生まれ始める…。

 

という、前作からがっつりの続編。

原作にはない、オリジナルストーリーとなっている。

 


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感想<ネタバレ無し>

久々にえげつない作品を見た気がする。

前作はそんなにえげつなさを感じなかったのに、今作は恐怖を感じるほどだった。

正直引いちゃうレベル。完全に誉め言葉。

 

松坂桃李は前作の新人感が抜けて、ちょっと闇を感じる演技。さすが日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞を受賞した俳優。

その一方で、今作のメインキャラの一人になるのが、鈴木亮平

これまたすごい。というかこの人すごい。

あなた、最近日曜日に東京都でお医者さんやっていませんでした?あ、別人ですか。

っていうぐらいのキャラ変。

 

前作『孤狼の血』を

アウトレイジ(北野武監督)に対する東映の回答」

という感想があったのを思い出したけど、それを引き合いに今作は

 

ワイルド・スピード(洋画)に対する東映(邦画)の意地」

 

だと思っている。

ぜひ劇場で、その内容を見てほしい。興奮ではなく、次に何が起こるのかというドキドキを大型スクリーンで体験してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、ネタバレ有の感想

感想<ネタバレ有り>

R-15+指定とあったものの、あれは、R-18指定ぐらいなんじゃないかとビビりました。

あと、『LEVEL2』ではなく『LEVEL100』ぐらいにしておいてほしいよね。

何あれ?経験値上がりすぎじゃね?

 

でもって、悪逆非道とはまさにこのこと。

びっくりするぐらい残忍なシーンがあって、ずーと座席で前のめりになってました。

見ている人がやられちゃうんじゃないかって思うぐらい。

 

よく、『正義』の反対は『悪』ではなく、『もう一つの正義』と言われるのを耳にするけど、『悪』の反対は何だろうなぁって。

でもこの作品こそまさにそれで、正義同様『悪』の反対は『もう一つの悪』なんだろうなぁ、と。

綿船会長(吉田鋼太郎)もやってることは褒められたことじゃないけど、その『悪』が抑えきれないわけだから、『悪』なんだろうなぁ。

 

終盤戦は謎のカーチェイスから始まり、まーものの見事な殴り合い。

松坂桃李君もぼろぼろなのに、最後の銃を撃つシーンはなぜかキレイに見えてしまう不思議。

なのにオールナイトニッポンで遊☆戯☆王の話しちゃうんだもんね。好き。

 

radiko

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それから、滝藤賢一さんが僕は好きでした、えぇ。

ホント小物っぽい役やらせたら天下一品やでぇ…。

 

中村梅雀さんが、「最低2回は観てほしい。」と言った意味が分かったかも。

もう一回映画館に観に行こうかなぁ、DVD・Blu-rayが出たら家でゆっくり観ようかなぁ…。悩みどころです。

 

 

 

 

そんな感じで!ここまでのお相手はダンでした☆