みゅひゃぁ

100点という完璧を目指す『甲』の人生よりも、60点~80点の心身ともに少しゆとりのある『乙』の人生を目指したい。

話の基本はやっぱり『5W1H』

どうも皆さんこんばんは!ダンです。

 

まず最初の目標で『この単元を5回まで続ける』というものを設定しました。

その目標をこの記事でとりあえず達成、という事で。

飽き性すぎて、三日坊主どころか二日持たない時すらあったのに、まずは5回ちゃんと更新できたのは自分の中でもちょっとした自信になりそうです。

 

今回は『話すとき』に主軸を置いて話をしましたが、今度は『コミュニティラジオ』についての話をしてみたいなと、このシリーズを書いている途中で思いました。

始めたらきちんと着地をしたいと思うので、そのためにも何を書きたいのかきちんとまとまったらスタートしたいと思います。そんなこと言いながらすぐに始めると思います。ホントに見切り発車も甚だしい(笑)

 

さて、いったんの最終回である今回は、やはり話の基本である『5W1H』について話をしたいと思います。

 

 

基本の"き"を押さえるのは大事

どうしても基礎を疎かにして、いきなり応用編をやろうとする人が多いです。

それが『他人と違う事やっている俺(私)すげー!』っていうのに繋がるみたいです。

このことを書こうと思った時に、とある事が見事にジャストフィットしたので引用したいと思います。

それは、僕が大好きな星野源さんが言っていたのですが、星野源さんが歌舞伎役者の中村勘三郎さんから言われた言葉の話をしていました。

 

型破りな演技は型を知らずにはできない 型を知らずにやるのは"型なし"というのだ

 

特にメディアで顕著だと思うのですが、奇抜でぶっ飛んだことをしたい!という思いから基礎を疎かにしている人が多い気がします。

基本が成り立っていないのに、「あれもしたい」「これもしたい」という欲望だけが先行して、ネタが無いと言ってみたり、いざという時にテンパったりと。

ちなみに、テンパるというのは麻雀用語の『テンパイになる』から来ているらしいですよ。

 

まずは土台をしっかりと構築することが大事ですからね。

そのためにも、『何が基本』なのかを理解しておくことも大事ですね。

 

5W1Hとは?

皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません、5W1H

でもそもそも、それが『何か』を質問された時、答えることができますか?

Wikipediaにはわざわざ専用のページが出来ているほどですし。

 

一番重要なことを先頭にもってくるニュース記事を書くときの慣行

5W1H - Wikipedia

 

英語の疑問を作る際の5つのWから始まる単語、そして1つのHから始まる単語を総称したものです。いざ5つのWを答えなさいと言われると、少しだけ迷う時もあるかもしれませんね。

  • When(いつ)
  • Where(どこ)
  • Who(だれ)
  • What(なに)
  • Why(なぜ)

この5つに、How(どのように)を入れたものが、5W1Hです。

話すとき以外でも、ビジネスシーンや全ての事象で言われている事ですが、今回は『話すとき』という事をピックアップしてお届けします。

 

When(いつ)

日時に関する案件です。

一番最初に来ているのは、もちろん語感が良いからというのもありますが、それだけ重要だから、という事です。

『過去』に起こった出来事なのか、『今、現在』起こっている事なのか、『未来』に起こる事なのか。まず大きくこの3つで違いがありますよね。

さらに細かく区分けすると、現在・過去・未来の中から、日時の選択があります。

日本語は日付に対しても複雑です。

1日と7日を例に挙げてみましょう。

文字で書くと1と7なので全然違う事が分かるのですが、話すときに「いちにち」と「しちにち」と言ってしまうと、『い』と『し』しか違いません。

しかも同じ『い』の段だから、唇の動かし方も同じです。

コロナ禍になって、マスク着用が定番化してきました。

マスクをすると口(というか唇)の動きが見えなくなるため、さらに分かりづらくなっています。

1月1日は元日ですが、1月7日はもう正月明けていますよね?おおよそ1週間違うというのは結構致命的なものがあります。

話すときに、日付が抜け落ちることが無いようにするのは『基本の"き"の"き"』かもしれません。

 

Where(どこ)

場所に関する案件です。

唐突ですが皆さん、日本には47都道府県がありますが、その47都道府県は、どれだけの市町村があると思いますか?

正解は、1,718市町村です。市町村レベルになると二桁から四桁へとなります。

二桁ぐらいならなんとか覚えていることが出来ますが、四桁はさすがに難しいと思います。しかも似たような市町村がたくさんあります。

僕がいる地域は、『豊橋』と『豊川』とか。全国的に見ると『〇〇市』っていう町もたくさんありますよね。(例:四日市八日市廿日市など)

市町村レベルでこれですからね。町名、もっと言えば、番地まで出てくる際には、間違えずに丁寧に教えることが大事です。

 

Who(だれ)

人物に関する案件です。

人間ですから必ず名前があります。最近は男女平等と謳われて、一概に「彼・彼女」など男性女性で括る事が減りました。非常にいい傾向です。

だからこそ、相手の名前を呼んであげたり、第三者の方も「あの人」などという代名詞で伝えるよりも、きちんと名前を呼んであげることが大切かと思います。

ましてや、「おまえ」とか「おい」とか言ってる人は論外だと僕は思います。

夫婦間で会話が無くなったり、「おい、お茶」なんか言うのは自ら会話を遮断しているのと同じではないでしょうか。

もちろん呼び出す「おい」もちょっとどうかと思いますが、「おい、〇〇?」とか名前で呼んであげるだけでも印象はだいぶ変わっていくかと思います。

代名詞を使う事を避けていくのが大事ですね。

その際には、間違えた名前を呼ばないようにしましょう。

名前を間違えた日にはその人との関係がだいぶ気まずいことになりますので…笑

 

社会人の方は、名刺交換をする意味を考えてみると面白いかもしれません。

人脈を獲得するという意味があるかもしれませんが、名前を呼べる最大のチャンスです。

名前を忘れないようにする、名刺交換する際に頭の片隅に入れておくとポジティブになりそうです。

 

What(なに)

出来事に関する案件です。会話の中心部分ですよね。

この話が後の、Why(なぜ)、How(どのように)の部分に繋がっていったり、話が盛り上がるも収束するもこの部分が肝です。

自分から"出来事"を話すときは、なるべく細分化して話をしましょう。

「〇〇があるんだよね」っていうよりも「〇〇っていうのがあって、こういうことをやるんだよ。」と言った方がちょっと中身の部分も触れて聞いてくれる率があがると思いませんか?

その際に、出来事の事実だけを述べるのが大事です。そこに感情を入れていくと、だんだんと「自分の話」になってしまいます。

例えば「〇〇があって、△△がテーマで、××をやるよ。」などですかね。

これが感情が入ると、「〇〇があって、すごい楽しくて、△△がテーマで、それは私が◇◇が好きだからで、××をやるんだけど、これまたいい企画なんだよ。」みたいな形ですかね。

一文が長くなるし、余計な情報が盛り込まれてしまうし、そして、必要な情報が分かりづらくなってしまうという、三重苦です。

ただ、感情を入れることもとても大事なので、一概にダメというわけではありませんが…。

逆に、相手へインタビュー(質問)する際には、細分化して質問するのが大事です。

くれぐれも「ふーん、あっそ…。」とかで済まさないようにしましょう。

何事にも興味を示すことが、相手との話すときに大事なことです。

 

Why(なぜ)

理由に関する案件です。

先ほど書いた通り、感情を入れることは消極的な一方で、理由を述べることは大事です。

その際に注意すべきは、長い一文で語らない事です。一文が長い人はどんなに中身が秀でたものでも、集中力が散漫してしまいます。

小学校の時に、「〇〇だと思います。なぜかというと~」という言い方をしたことありませんか?

極論かもしれませんが、そういった形式の方がいいときがあります。

「〇〇でさー、□□だからさー、××だと思うんだよね。」という文章にせずに、「結論+理由1+理由2」と言った形にする方が良いかもしれませんね。

これ、「〇〇で、〇〇だから、○○だけど、」って書く人もいますけど、お願いですから文章も短く切るようにしてほしいです。

 

How(どのように)

方法に関する案件です。

例えばイベントなどの話をする際の、参加方法などですね。

もしかしたら参加には条件が必要な時があるかもしれません。

そういった際には、このHowの状況が必要となります。

結構おろそかにしがちですが、これ言っておかないと当日に「は!?聞いてないんだけど!」みたいな誤解を生む恐れが減るので忘れないようにしてください。

 

Howにはさらに複合的に発展がある

先ほどまでの、5W1Hなんかは、この記事じゃなくても色んなサイト、ビジネスシーン、講座などで話題になる事が多いです。

なのでこの記事で読まなくても分かってるよ、という方もいるかもしれません。

実はHowというのは非常に万能な言葉なのをご存じでしょうか。

Howに何かをくっつけると、その内容を話すきっかけになります。以下は一例です。

 

How much(料金)

有料イベントなどは、必ず金銭部分が大事です。

無料だと思っていったら有料で、やっぱり参加をやめたという経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

 

How often(頻度)

例えば、頻度が高いものなどは、定番化しているかもしれません。

逆に頻度が低いときは、他の部分(What,Why)を少し深めに掘り下げたりする必要があります。

その頻度の低さを武器に『期間限定』『珍しい』という言葉を駆使することもできます。

 

その他たくさんある

例えば、How many(数)、How far(距離)など、How+αを付けることで、バリエーションが豊富となります。

How(どのように)だけはよく聞きますが、そこにプラスしていくことが、話すことのポイントの一つかもしれませんね。

ちなみに、How good(どのくらい良いのか)など感情的な部分を話すこともできます。

この部分に「すごい」や「お勧めしたい!」などと言った感情を交えることが大切です。

 

困ったときは5W1Hを片隅に

僕はゲストさんなどを応対する必要が多々あります。

その際には、裏紙などの小さな白紙に先ほど書いた、『When~How」までを箇条書きにします。

で、相手にその話を聞いたら取り消し線を入れていきます。

残念ながら写真ではありませんが、ざっくりの例えはこんな感じです。

  • When
  • Where
  • Who
  • What
  • Why
  • How

こうしておけば「あ、まだこの話聞いていないな。」とか言うのが視覚で分かります。

メモを取れる環境じゃないときは、(ちょっとハイレベルですが)脳内でこのチェックリストを作っておくと、スムーズに会話が進むor話ができるかと思います。

 

まとめ

基礎的な事なので、過去一で長い記事が生まれてしまいました。

とはいうものの、言っている事は他のサイトなどにも書かれている事かもしれません。

それだけ『大切』ということなんです。

基礎的な部分を疎かにしないためにも、「うわ、この人も言ってるよ」とか思ったことは、くどいかもしれませんが、頭に入れておくことが大切です。

 

なんとなくですが、⑤まで書かせて頂きました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

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おわりっ!