みゅひゃぁ

100点という完璧を目指す『甲』の人生よりも、60点~80点の心身ともに少しゆとりのある『乙』の人生を目指したい。

過程と結果のどちらが大切なのか

どうも皆さんこんばんは!ダンです。

 

皆さんは何かを始めたり、何かのプロジェクトや出来事に対しての振り返りをするとき、過程を大事にする人ですか?それとも結果を大事にする人ですか?

人によって様々だったり、そのプロジェクト、出来事によってだったりと、きっとすぐに答えが出るものではないかと思います。

 

これは一個人の意見として聞いてください。

(まぁブログなんて個人の意見の塊なので今に始まったことじゃないのですが。)

 

僕は、社会人においては過程よりも結果が大事だと思います。

大事なのは『社会人においては』です。学生の頃は過程を重視すべきだと思います。

学生と社会人を切り離すべきです。

 

過程の中でも重視すべきことがある

結果を重視すべき、と言った直後に自分を否定することになりますが、どちらかを軽視していいわけではありません。

過程の中でも、重視すべきことがあります。

「どこまでやって、どこで立ち止まって、どういう解決策を模索したか」

という部分はきちんと振り返るべきです。

 

よくドラマ等では『どんな手を使ってでも成果を出せ!』というシーンなどがあります。

どんな手を使ってでも、というのは注釈で『(道徳心の下で)どんな手でも~』ということになります。

が、その注釈が外れることによって、ドラマに仕上がるというわけですよね。

だからこそ、どういう行動をしたのか、という部分はきちんとフィードバックが必要です。

 

きちんと『どう』したのかを言えないと困る

僕は社会人になって思ったことがあります。

『頑張った』とか『努力している』と言った抽象的な言葉で過程を評価するのは避けるべきなんだ、という事です。

でも結局そういう部分で評価してしまうのも事実です。(言い出しっぺの僕もできていません。)

 

メディアの仕事に例えてみましょう。

よくニュースで「〇〇の番組は、視聴率が悪いので打ち切りに!?」みたいなのを見たりしますよね。

きっとこういったニュースが外に出るという事は、社内でも何となく話題になっているかと思います。

そんな時に、「司会の〇〇さんは頑張っているから。」とか「スタッフの〇〇さんはいつも努力しているよ。」とか言ったらどうですか?

見ているこちらからしたら、どうでもいいじゃないですか。

何を頑張っているの?何を努力しているの?でも結果的に視聴率下がっているよね?みたいなツッコミしたいですよね。僕ならします。

 

頑張っている、努力しているではなくて、例えば最近の放送を振り返った時、

「〇〇の企画は面白かったけど、ロケに行くお金が無かったから。」

という明確な理由を提示できるのであれば、

「ロケ代を増やしてもらえるように、スポンサーを確保しよう。」

とか

「会社からボーナスが出るように視聴率を上げよう。」

とか、次の一手を検討することが出来ますよね?ボーナスが出る事なんて滅多にないですが…(笑)

 

そういう人に限って数字を見ようとしない

頑張っている、努力している、と言った抽象的な評価をする人は、数字を見ようとしません。

僕は超絶文系の人間で、高校入試の時、理科のテスト20点満点で2点しか取れませんでした。が、数字を見ることは逃げないようにしています。

数字から逃げることなく、「なぜ数字が低いのか、落ちたのか」を考察する必要があるかと思います。

 

凄い過程の話をしたくせに、結局『結果』が大事と言ったわけ

ここまで過程の話で盛り上がりましたが、冒頭では『過程よりも結果が大切』と言いました。

先ほどの例をもう一度考えてみましょう。

 

「ロケ代を増やしてもらえるように、スポンサーを確保しよう。」とか「会社からボーナスが出るように視聴率を上げよう。」という結論に至ったとします。

が、スポンサー確保が出来ませんでした。会社からボーナスも出ませんでした。

こうなったら、策を生んでも行動に移せません。

 

結局のところ「『結果』は何もできませんでした。」という事になります。

だから、途中できちんと考察して、次の手を考えるのは大事ですが、動いたか否か、そして、最終的に「数が上がったのか否か」が答えになるわけです。

 

結果で僕たちはご飯を食べている

頑張った、努力した、でご飯は食べれません。(食べている人もいますが。)

少なくとも僕はそれでご飯が食べれるのであれば、人一倍頑張ります。

頑張らなくてご飯が食べれる(仕事が生まれる)のがベストですが、残念ながらそれは一握りの人しかできません。

 

頑張った→結果が出た→ご飯が食べれる

 

という事ですが、なぜか真ん中の(→結果が出た)が飛んでいるときがあります。

頑張った→ご飯が食べれるの矢印が成り立つ業種があれば、ぜひ紹介してほしいです。

 

まとめ

年数を重ねると、だんだんと人にものを言われなくなります。それはポジティブにもネガティブにも。

人から言われたことを謙虚に受け止め、ただ受け止めるだけでなく、改善する必要があります。

自分で自分を褒めるために「頑張ってるわ」とか「努力したな」と鼓舞するのはいいですが、それを他人に評価されたら「どこが頑張ってると思った?」とか聞いてみるのもいいかもしれませんね。

 

難しいよね、生きるのって。(強引なまとめ)